研修要項

開催終了

【CP23-4-2】令和5年度 心的外傷後ストレス障害に対する認知行動療法研修#2 心的外傷後ストレス障害に対する認知処理療法実践練習研修(1日)

目的

認知処理療法(Cognitive Processing Therapy; CPT)は、性暴力被害者、子どもの頃からの虐待、戦争体験などによる心的外傷後ストレス障害(PTSD)を対象として多くの有効性が報告されています。本研修では、CPTのデモンストレーションビデオを見ていただいたり、エクササイズをしたりして、CPTを臨床現場で用いることができるようになるための実践的な練習に取り組みます。本研修は、臨床事例を想定したロールプレイなどの技法の練習を中心に行います。

参加要件

  1. 厚生労働省認知行動療法研修事業による「認知行動療法の基盤研修及びうつ病に係る認知行動療法 研修」、「認知行動療法の基礎研修及びうつ病に対する認知行動療法ワークショップ」、「認知行動療法の基盤研修及びうつ病に係るブレンド認知行動療法研修」のいずれかの研修を受講し修了した、精神医療業務に従事する医師、看護師、保健師、精神保健福祉士、公認心理師等。
  2. 認知処理療法の研修を予め受けていること、もしくは、認知処理療法の基本的な手続きの知識を有していることが望ましい。
  3. 事前学習ができること。研修当日はロールプレイ中心に実践練習を行います。取り組んでいただく模範事例を視聴できるようにします。その模範事例を視聴し、かつワークシートを事前に作成しておいてください。この事前学習にはおよそ2時間を要します。
  4. 研修終了者の氏名、所属機関名、職種、を厚生労働省へ報告することに同意できること。
    *提出することの承諾の同意書を、申込者と所属機関長に書面で提出していただきます。

開催概要

日時 2024年2月9日(金)10:00~17:00
定員 40名
開催形式 オンライン
会場 Zoomミーティング
受講料 無料

研修内容

【事前学習課題】研修参加前の事前学習課題(上記参加要件3参照)も予定しています。

【研修当日】  下記内容に沿って、講義及び演習(グループワーク)等を行います。

研修スケジュール

【1日】10:00~17:00(全講義 約6時間)

  • 認知処理療法を実施する際の症例概念化
  • 実践練習:心理教育
  • 実践練習:スタックポイント・ログ
  • 実践練習:ソクラテス式問答
  • 実践練習:ABC用紙
  • 実践練習:考え直し用紙
  • 臨床実践をする際の留意点

講師(予定)

  • 堀越 勝  (国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター)
  • 伊藤 正哉 (国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター)
  • 菊池 安希子(武蔵野大学)
  • 髙岸 百合子(国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター)
  • 片柳 章子 (国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター)
  • 猪俣 珠恵 (国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター)

申込期間

2023年12月11日(月)13:00~2024年1月8日(月)23:59(定員になり次第、締め切り)

※申込の受付は締切ました。

申込方法

参加要件を満たす方は、プライバシーポリシー利用規約に同意の上、下記のフォームよりお申込みください。

  • 必ずPCのメールアドレスをご登録ください(携帯キャリアアドレスはお避けください)。
  • 申込フォームはよく確認してご入力ください。申込後の情報変更は原則受け付けできません。
  • 所属先が複数ある方は厚生労働省に提出する同意書(下記「その他」参照)に記入予定の勤務先をご入力ください。

受講の流れ

  1. 申込フォームに必要事項を入力し、申込内容を確認の上、送信してください。
  2. 申込締切後、受講決定者に同意書に関するご案内メールをお送りします。
  3. ご案内メールに記載された期限までに同意書を提出してください。
  4. 研修の1週間前頃までに、当日のご案内・研修資料等に関するお知らせをメールでお送りします。
  5. 当日はご案内に記載された連絡・注意事項を確認の上、時間に余裕をもってご参加ください。

受講決定通知

受講の可否は、申込締切後、お申込みいただいた皆様にメールでご連絡します。
受講が決定した方には、併せて同意書の詳細についてお知らせします。

※受講決定後、やむを得ない事情で欠席される場合は、必ず事務局までご連絡ください。

参加証・修了証

すべての研修行程に参加された方のみ参加証をお送りします。遅刻・早退のないようお願いします。
研修終了後1ヶ月を過ぎても参加証が届かない場合はお問合せください。

その他

以下の研修に関する注意事項を必ずお読みください。

【メールの受信設定について】

  • 本研修に関する各種案内メールは、研修事務局及び運営サポート窓口のメールアドレス(申込フォーム内に記載あり)から送信されます。研修資料等のご案内を確実に受信できるよう、受信許可リストへの登録をお願いします。

【同意書について】

  • 研修修了者の「氏名、職種、勤務先、勤務先住所」を記載した名簿を厚生労働省及び各都道府県・指定都市・中核市・保健所設置市・特別区へ送付することの同意書を、申込者と所属機関長に書面で提出していただきます。研修の参加にあたっては、同意書の提出が必須となります。
  • 同意書のフォームや提出期限等の詳細については、申込締切後、受講が決定した方にメールでお知らせします。
  • 提出期限までに間に合わない場合、研修へのご参加が難しくなりますので、早めのご準備をお願いします。

【オンライン研修について】

  • グループワーク等で発言できるよう、静かな環境を整え、安定したインターネット環境からご参加ください。
  • 必ず事前にZoomアプリでカメラ、マイクが使えることを確認してください。研修時はビデオをONにしてご参加いただきます。

【禁止事項】

  • 研修や講義資料、研修で使用される映像などを録画・録音・撮影(画面キャプチャ・カメラ撮影等)して複製・二次利用・転載すること、またはそれに準ずる行為は固く禁じます。

お問合せ

国立精神・神経医療研究センター
厚生労働省 認知行動療法研修事業 事務局
E-mail:cbt.kenshu.jimu@gmail.com

※お問合せの際には「【CP23-4-2】心的外傷後ストレス障害に対する認知行動療法研修#2 実践練習研修について」とメールの件名に明記してください。
 メールの本文には「ご所属・お名前」を明記してください。